洋野町観光協会

歴史

南部もぐり

001.南部もぐり 海に面した種市地区は、世界的に有名な“南部もぐり”発祥の地です。
“ 南部もぐり ”は、昔ながらのヘルメット式潜水を今に受け継ぐ伝統の潜水技術です。
明治31年に貨客船「名護屋丸」が種市沖で座礁し、解体引き揚げのための房州(千葉)から4人の潜水夫が訪れました。その一人、三村小太郎が、現在の人夫として雇われていた磯崎定吉の筋の良さを見込んで、ヘルメット式潜水の技術を教えました。後に「南部もぐりの祖」と呼ばれる定吉は、潜りを本格的な職業とし、従弟制度を組んで技術を確立。海中工事のほか、収入の安定を得るためにホヤを収穫する仕事にも取り組みました。ヘルメット式の“南部もぐり”は、長時間の潜水が可能なことから、海中調査、土木作業などに向き、この分野で世界一の技術を誇っています。
現在、種市高校には世界でも珍しい潜水専門の課程があり、多くの卒業生が世界の海で活躍。海洋開発の基礎を担う技術者として欠かせない存在になっています。

大野木工

002.大野木工 里モノづくりの工芸品として大野地区に生まれた木工製品は、洋野町の山里文化を代表する特産品です。厳しくも豊かな自然の中で年輪を重ねてきた木を素材に、丸太を直径の長さに切る「半割方式」を採用して、美しい木目を最大限に生かしており、手にしたときに感じられる温かさは木ならではのもの。耐水性、保湿性、安全性に優れ、洗剤も使えるなど、取り扱いやすいことも特徴です。
誕生の背景には、1980年から村を挙げて始まった「一人一芸」運動。出稼ぎに頼らない生活を手に入れるため、村に伝わる手仕事をもう一度見直し、大学教授や他県の技術者などの協力を得ながら、“大野木工”は徐々にその姿を実現のものとしました。出稼ぎ大工の技術と豊富な山林資源を活かしたモノづくりの物語が秘められた“大野木工”は、本物志向が高まる中、風格とぬくもりがある工芸品として、全国の消費者から高い評価を得ています。
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